エンバーミング学科

Embalmer Department

『葬送の中で活かされる技術』

時代が求める技術を通じ、多くの人の

願いに応えていく、技術力の高い

エンバーマーを育成します。

欧米では普通に行われている「エンバーミング」それは遺体を美しいままに保存する、社会性の高い技術です。
病死・災害死・事故死・感染病死(解剖処置体含む)さまざまな死因の故人様を修復技術、腐敗防止技術、ラストメイク等で生前のお元気であられたお姿に戻す科学的な施術です。
それを専門に行うエンバーマーを育成するために、日本ヒューマンセレモニー専門学校は、エンバーミング学科を設けました。
時代が求める技術を通じ、多くの人の願いに応えていくために。

エンバーミングとは

多くの人の願いに応えるために

2009年4月1日より一般社団法人 日本遺体衛生保全協会となったIFSAはご遺体からの感染防御、エンバーミングの日本における適切な実施と普及を目的として作られた団体です。IFSAの指導をもとに、エンバーマー人材育成のカリキュラムを作成しています。

エンバーミングとは

故人を生前の元気だった頃の姿に戻すための科学的・医学的な技術です。皆さんの中にも、テレビドラマや映画などで、遺体をきれいにするエンバーミングが行われているシーンを観たことがある方がいるのではないでしょうか。アメリカやヨーロッパでは、葬儀などの際、故人と直接対面してお別れするのが一般的であり、古くからほとんどの方がエンバーミングを行っています。日本では、今から20数年以前から葬儀事業者が開始し、今では毎年16,000体が施されています。

エンバーミングには3つの大きな役割があります。

  • 修復

    お葬式ではよく「やすらかで、いいお顔をして・・・」という言葉が聞かれます。しかし、実際には長い闘病生活や不慮の事故・災害によって、お顔の様子が変わっていられる方がたくさんおられます。エンバーミングはご遺族・ご親族・お友だちが大切な人の最後の面影を胸に、やすらかに美しくお別れするための大切な技術です。
  • 防腐

    国内外を問わず、遠方に暮らすご遺族等が葬儀にご出席するときに、日程にとらわれずにゆとりを持って故人と対面し納得のいくお別れができるように、長時間にわたって遺体を清潔に保つよう防腐処理を行います。
  • 防疫

    感染症の予防など公衆衛生上の視点から、遺体を消毒・減菌処置を施します。故人が各種の感染症が原因でお亡くなりになった場合でも、お別れ・お見送りする方が遺体に触れても感染の心配がなくなります。

エンバーミングの流れ

1.口内・鼻腔を含め、全身を消毒液で拭き清めます。
2.顔を整えます。
3.損傷がある場合は、損傷部に修復処理を施します。
4.防腐のため、小さな切開を行い、血液に代えて衛生保全液を注入します。
5.切開部分を縫合して、全身を洗い清めます。
6.衣装を付け、化粧を施し、顔を整えます。

学科概要

・IFSA(一般社団法人 日本遺体衛生保全協会)の教育認定校
  • 修業年限
    2年制(昼)
  • 応募資格
    高校卒以上(見込者含)男女

時代が求める「遺体衛生保全士」

欧米では普通に行われている「エンバーミング」それは遺体を美しいままに保存する、社会性の高い技術です。
病死・災害死・事故死・感染病死(解剖処置体含む)さまざまな死因の故人様を修復技術、腐敗防止技術、ラストメイク等で生前のお元気であられたお姿に戻す科学的な施術です。
それを専門に行うエンバーマーを育成するために、日本ヒューマンセレモニー専門学校は、エンバーマーコースを設けました。
時代が求める技術を通じ、多くの人の願いに応えていくために。

エンバーミングの基本から実践まで

実習先は国内トップクラスの設備環境をご用意いたしました。

エンバーミングの未来

ますます高まってくる社会ニーズと共にエンバーミングの未来は果てしなく拡がっていきます。
一番近くの目標は、「IFSA認定の資格」を取得すること。そして身につけた知識と技術をいかし、エンバーマーとなって社会的に活躍していく未来へ。社会貢献の高い仕事だからこそ、大きな使命感が生まれてきます。

一般教養

一般教養科目

・エンバーミング英語 ・実技マナー ・ホスピタリティ実務 ・パーソナルカラー など

実習科目

・エンバーミング実習 ・エンゼルメイク ・フューネラルメイク ・修復術実習 など

葬祭学科目

・葬儀概論 ・受注技法(渉外) ・宗教と葬儀 ・フューネラルマネージメント ・フューネラルビジネス概 ・グリーフサポート(心理学) ・施行技法(室内装飾) ・施行技法(司会) ・葬儀実習 など

遺体衛生保全科目

・葬儀科学概論 ・公衆衛生 ・人体構造学 ・微生物学 ・病理学 ・エンバーミング科学 ・修復学 ・エンバーミング理論 ・エンバーミング関係法 ・災害支援概論 ・海外搬送実務 ・ケースアナリシス実習 など

実技

  • フューネラルメイク
    メイク技法を中心に死化粧の意義、死後ケア及びトラブル対策を学びます。
  • 幕張り
    葬祭ディレクター試験の幕張りの対策はもちろんのこと、自宅葬や寺院等で行う幕張りも学べます。
  • ヘアメイク
    ヘアメイクは、ラストメイクに欠かせないもの、生前の故人の髪型を考え、より美しくメイクします。
  • 施設見学
    施設見学は、現場の生の声や環境をイメージし、学んできた事を確認する重要な体験です。

就業実績

株式会社 SEC
株式会社 博全社
株式会社 公益社(大阪)
株式会社 公益社(京都)
株式会社 マルキメモリアル21
株式会社 ブッシュ
アイエムエスジャパン 株式会社
株式会社 VIP
株式会社 公益社(東京)
アルファクラブ 株式会社
有限会社イーエスアイ
株式会社 のいり
株式会社 ジェイイーシー
アルファクラブ東北 株式会社
株式会社 メモワール
有限会社 アグリビジネス
株式会社 東京葬祭
株式会社 CSCサービス
株式会社ジーエスアイ
株式会社リンクス
NK東日本株式会社
株式会社 オームラ

年間基本スケジュール

1年間のプログラムは多彩。勉強とキャンパスライフも充実しています。