エンバーミング学科
- IFSA(一般社団法人 日本遺体衛生保全協会)の教育認定校
応募資格:高校卒以上(見込者含)男女
学科概要
時代が求める「遺体衛生保全士」
欧米では普通に行われている「エンバーミング」それは遺体を美しいままに保存する、社会性の高い技術です。
病死・災害死・事故死・感染病死(解剖処置体含む)さまざまな死因の故人様を修復技術、腐敗防止技術、ラストメイク等で生前のお元気であられたお姿に戻す科学的な施術です。
それを専門に行うエンバーマーを育成するために、日本ヒューマンセレモニー専門学校は、エンバーマーコースを設けました。
時代が求める技術を通じ、多くの人の願いに応えていくために。
エンバーミングの基本から実践まで
ここには国内トップクラスの設備環境をご用意いたしました。

エンバーミングの未来
ますます高まってくる社会ニーズと共にエンバーミングの未来は果てしなく拡がっていきます。
一番近くの目標は、「IFSA認定の資格」を取得すること。そして身につけた知識と技術をいかし、エンバーマーとなって社会的に活躍していく未来へ。社会貢献の高い仕事だからこそ、大きな使命感が生まれてきます。
カリキュラム表
項目 | 教科目 | 概要 |
一般教養 | オーラルコミュニケーション | 話し言葉におけるコミュニケーションが円滑にかつ効果的に行ううえで必要なコミュニケーションについての基礎知識や技術を学びます。 |
コミュニケーション英会話 | 外国人技術者(エンバーマー)とのコミュニケーションに必要な会話や、エンバーミングを行う上で必要となる器具などの専門用語を学びます。 | |
接遇マナー | 社会人の基本姿勢、ビジネスマナー、冠婚葬祭マナー、国際儀礼マナーなど幅広い接遇マナー実習と心得を学びます。 | |
葬祭学 | 葬儀概論 | ご葬儀に関わる仕事の内容について正確に理解し、社会的環境・法律・行政手続き・宗教等の関連知識も含めてご葬儀について学びます。 |
受注技法(渉外) | 顧客の視点に立って、顧客のニーズを引き出し、満足ゆくお別れを実現するために必要な知識・技術について学びます。 | |
仏教と葬儀 | 現在日本のご葬儀の約9割は仏教式で執り行われています。そこで、仏教各宗派の概要と葬儀の捉え方・考え方を中心に葬送の意義を学びます。 | |
フューネラルマネージメント | 現在・過去・未来の葬祭業の業態・業界動向などを見据えて就職に向けての心構え、今後の展望についてを学びます。 | |
フューネラルビジネス総論 | 伝統的もしくは醜状的な葬儀・儀式を行う上で、不可欠なプロとしての職業倫理観やお客様に対する接し方など葬儀に関して横断的に学んでゆきます。後半では旅支度についての諸知識を始めとして、ご納棺を行う際に必要な知識・心構え・技術等の習得を目指します。 | |
グリーフサポート | 葬祭業者で働く者として、ご遺族の心のケアはこれからの葬儀において欠くことの出来ないものと言えます。グリーフケアについての知識の取得を図り、心のケアの一環としてのエンバーミングの提供を行える意識づけを目指します。 | |
施行技法(室内装飾) | 葬祭ディレクター試験で必要となる幕の張り方を短期特別講座で習得します。 | |
施行技法(司会) | 話し言葉におけるコミュニケーションが円滑にかつ効果的に行ううえで必要なコミュニケーションについての基礎知識や技術を学びます。 | |
葬儀実務 | 故人と接する場合のマナーやご遺族への説明時における葬儀担当者としての心構えや言動などについて斎場実習を交えながら学びます。 | |
遺体衛生保全 | 葬祭科学概論 | エンバーミングに必要な人間の死を中心とした基礎医学を学びます。特に医学の発達や医療従事者としての倫理や病院における処置及びターミナルケア等について学びます。 |
公衆衛生 | 死後の体の変化やターミナルケアおよび各感染症について学びます。 | |
解剖学 | エンバーミングを行う上で不可欠な解剖学についての知識について学びます。特に、体表解剖学の観点から中心に学びます。 | |
微生物学 | 公衆衛生の見地およびエンバーミングの観点から必要な微生物学についての知識を学びます。病理学を理解するうえでも不可欠な微生物についての知識・理論を学びます。 | |
病理学 | エンバーミングを行う上で必要な病理学の知識、特に、病気の進行が与えるエンバーミングへの影響について学びます。また、病理の基礎としての微生物学もあわせて学びます。 | |
エンバーミング化学 | エンバーミングを行う上で不可欠な薬品の効能とその調合について科学的な知識を学びます。 | |
修復学 | 修復の必要なご遺体に対応する為に、解剖学や顔の黄金率をはじめとする知識及び技術について具体的かつ実践的に学びます。 | |
エンバーミング理論 | エンバーミングについてその歴史的な観点から実際にエンバーミングを行ううえで必要な技術、その理論につて具体的かつ実践的に学びます。 | |
エンバーミング関係法規 | エンバーミングを日本で実施する上で、理解し遵守する必要のある法律条例について学びます。 | |
実習 | エンバーミング実習 | エンバーミングの実務を実際の現場に出て、エンバーマーの助手として実務に従事することでこれまでに学んできた知識や技術の更なる向上を図ってゆきます。 |
フォーネラルメイク | エンバーマーに必要な化粧や着付けについての知識・技術を身につけます。 | |
修復術実習 | 修復術の理論に基づき、その基礎技術の更なる向上を実践で図ってゆきます。 | |
専門・特別講座 | 関係業界著名人の講義等、学校外にての講義受講も予定しています。 |
エンバーミングとは
多くの人の願いに応えるために
2009年4月1日より一般社団法人 日本遺体衛生保全協会となったIFSAはご遺体からの感染防御、エンバーミングの日本における適切な実施と普及を目的として作られた団体です。IFSAの指導をもとに、エンバーマー人材育成のカリキュラムを作成しています。
エンバーミングとは
故人を生前の元気だった頃の姿に戻すための科学的・医学的な技術です。皆さんの中にも、テレビドラマや映画などで、遺体をきれいにするエンバーミングが行われているシーンを観たことがある方がいるのではないでしょうか。アメリカやヨーロッパでは、葬儀などの際、故人と直接対面してお別れするのが一般的であり、古くからほとんどの方がエンバーミングを行っています。日本では、今から20数年以前から葬儀事業者が開始し、今では毎年16,000体が施されています。
エンバーミングには3つの大きな役割があります。

修復
お葬式ではよく「やすらかで、いいお顔をして・・・」という言葉が聞かれます。しかし、実際には長い闘病生活や不慮の事故・災害によって、お顔の様子が変わっていられる方がたくさんおられます。エンバーミングはご遺族・ご親族・お友だちが大切な人の最後の面影を胸に、やすらかに美しくお別れするための大切な技術です。

防腐
国内外を問わず、遠方に暮らすご遺族等が葬儀にご出席するときに、日程にとらわれずにゆとりを持って故人と対面し納得のいくお別れができるように、長時間にわたって遺体を清潔に保つよう防腐処理を行います。

防疫
感染症の予防など公衆衛生上の視点から、遺体を消毒・減菌処置を施します。故人が各種の感染症が原因でお亡くなりになった場合でも、お別れ・お見送りする方が遺体に触れても感染の心配がなくなります。
エンバーミングの流れ

就業実績
株式会社 SEC
株式会社 博全社
株式会社 公益社(大阪)
株式会社 公益社(京都)
株式会社 マルキメモリアル21
株式会社 ブッシュ
アイエムエスジャパン 株式会社
株式会社 VIP
株式会社 公益社(東京)
アルファクラブ 株式会社
有限会社イーエスアイ
株式会社 のいり
株式会社 ジェイイーシー
アルファクラブ東北 株式会社
株式会社 メモワール
有限会社 アグリビジネス
株式会社 東京葬祭
株式会社 CSCサービス
株式会社ジーエスアイ
株式会社リンクス
NK東日本株式会社
株式会社 オームラ