ご遺族の悲しみを和らげるお手伝いを

フューネラル学科
大北 沙耶
  • 現在の仕事内容について教えてください。

    納棺師をしています。
    私の祖母は闘病が長く、最後は瘦せてしまったのですが、葬儀スタッフの方が処置やお化粧でふっくら見えるようにしてくれました。元気な頃の祖父にまた会えたような喜びを感じたことが納棺師を目指したきっかけでした。
  • しごとで大事にしていることは何ですか?

    故人様の尊厳を守ることです。それは生きている方と同じように接するということです。体を洗う湯灌(ゆかん)の時には服を脱がせながらタオルをかける、顔や体の上にドライアイスを置くときには「失礼します」と声をかけながら必ず両手でおくなど、言葉は返ってきませんが、個人様と会話するように接することを大切にしています。
  • 入学を考えている方々へのメッセージをお願いします。

    葬儀の学校だから就職は葬儀屋さんだと思われがちですが、お化粧や祭壇の花など、想像以上に仕事の幅は広く、入学してからやりたいことや選択肢も広がるはずです。私も何も知らずに入学しましたが、この業界で働けているので、心配しなくても大丈夫です。

株式会社ケアサービス
エンゼルケア小田原事務所

ご家族から「また元気な姿が見ることができて嬉しい」「最後に親孝行ができた気がする」と言ってもらえることにやりがいを感じています。